2025/09/16 18:44

2025.9.16
昨年の初夏、婦人科系の手術を受けたことでホルモンバランスが大きく変化し、これまで元気に過ごしてきた私にとっては想像以上に体調が不安定になる日々でした。そんな中、アメリカでの生活は楽しかったものの、医療への不安や娘の進学、日本の家族との時間など、さまざまな思いが重なり、13年ぶりに日本で暮らすことを決めました。今年の春に帰国し、国際引越しや受験準備で慌ただしい毎日でしたが、最近は新しい生活にも慣れ、やっとほっと一息つけています。
これまで健康に恵まれ、性格もどちらかというと緩やかであまり落ち込むこともなかった私ですが、今回の経験を通して、ホルモンが心身に与える影響の大きさを実感し、あらためて健康であることのありがたさを深く感じています。久しぶりの日本での暮らしは、食事を作ったり散歩したりといった日々の小さなことにも、懐かしさと新鮮さを覚える日々です。蝉の声や入道雲、夏祭りやかき氷など、日本ならではの夏をしみじみと美しいと感じています。
娘のニキも、初めての本格的な日本での生活を楽しそうに過ごしています。初めての日本語での授業や慣れない環境に戸惑うこともありますが、同じように帰国した友達と支え合い、日々を楽しんでいる様子を見るたびに、親としてほっと胸をなでおろしています。これからは、またブログやSNSを通して、日々の小さな幸せのかけらを皆さんと分かち合えたらと思っています。


写真は、私達が5年間を過ごしたアメリカのランカスターで過ごした晩夏の風景です。それまでずっと都会暮らしだった私達にとって、こんな広々とした、草花がたっぷり生えた静かな環境の中で時間を過ごすことは新鮮で、空や地面や空気のちょっとした変化が今までよりもはっきりと感じ取れることに驚きました。季節の移り変わり目は特にそれが顕著で、何もないようでたくさんの変化があることを楽しんでいました。こうして見返してみると、あらためて貴重な豊かな時間だったなぁと思います。これからまた、皆さまに私の小さな幸せのカケラをご紹介できたらいいなぁと思っています。どうぞよろしくお願いします!



NYやランカスターの友人と話すと、あちらはもう秋らしくなってきたようですが、日本はまだしばらく残暑が続きそうですね。
皆さまもどうぞお体に気をつけてお過ごしくださいね。
次回もどうぞよろしくお願いします。

