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2024/01/26 17:20

2022.06.17



Teimo モデル。京都在住。
日本人の母と、フランス人の父を持つハーフ。
フランス生まれ京都育ち。

 

いまぼくは実家のあるフランスにきている。実に3年ぶりの帰省である。はじめにパリで何日か過ごしたのち、TGV(フランスの新幹線)で一時間すこしかけぼくの出身であるLille(リール)という街まで移動。



現在は多くの家族がすでにリールを離れ、現在南フランスに住んでいるが、いとこたちの一部やおじいちゃんおばあちゃんはいまだにLilleに住んでいる。ここで少し家族を尋ねたのち、次は飛行機で南仏にある、父が住むPerpignan(ペルピニャン)という町まで移動した。北の最果てにあるリールから、南仏までは列車ではあまりに遠いのである。
 
このペルピニャンというという街はかなり変わった街で、上はピレネー山脈、下は地中海に挟まれた、さらに左はスペインとの国境にも隣接している。以前は2017年のカタルーニャ独立住民投票が記憶に新しいカタルーニャ君主国に属していたため、フランス語だけでなくカタルーニャ語やスペイン語が話される。
 
それだけでも歴史的にかなり興味深い街だが、町の中心部はほとんどがアラブ人やジプシーの住処となっている。そのむかし、海辺や山地の開発のため労働力としてやってきた多くのアラブ人やジプシーたちが、そのまま街の中心部に住みついたのだ。フランス語・カタルーニャ語・スペイン語、さらにアラブ語も飛び交うかなりカオスな街である。そのためペルピニャン中心部の治安はあまりよくないが、市内をテート川が流れ、伝統的なカタルーニャ料理が食べれたり、アラブ系のパティスリー、ハラル料理の店も多くあり、なかなかに魅力的な街である。
 
このようにペルピニャンの中心部はかなりディープな街となっているが、中心部を離れ山や海の方にいくと高級住宅地が広がる。山も川も存在するペルピニャンはバカンスシーズンになるとヨーロッパ中から来る人で溢れかえる。バカンスを山や海で過ごすのが大好きなヨーロッパの人びとにとって、海も山もどちらもすぐ近くにあるペルピニャンという街は、夏を過ごすには理想的な町なのだ。



僕の父は街の中心部から車で三十分程の、ピレネー山脈のふもとに住んでいる。山のふもとにある家の周辺には沢山の木や花が咲き、耳をすませば小鳥の歌が聞こえてくる。南フランスの気候はとてもよく、暖かい上に日がとても長い。夏になれば夜の10時ごろまでいつも日が出ているので、毎晩家のテラスで夕飯をとることができる。酒飲みでおしゃべりなひとが多いフランス人にとって、こうして外でお酒を飲みながら楽しく食べる夕飯は、嗜好の時間である。


さてフランスの飲み物といえば、皆さんは何を想像されるだろうか?赤ワイン、白ワイン、シャンパン、そしてロゼワインあたりがすぐに出てくるだろう。しかし、それ以外にも人気のボワソン(フランス語で飲み物)は沢山ある。たとえばビールをレモンソーダで割ったパナッシェ(panaché)や、夏のカフェの定番であるミントシロップのソーダ割り、ディアボロモント(Diabolo menthe)、そしてチコリの茎を粉にしてコーヒーの代わりに飲むノンカフェインの飲み物シコレ(chicorée)、エスプレッソに少量のミルクを加えたノワゼットなど、日本ではあまり見かけない飲み物も多く飲まれる。
 
僕が大好きなのは、先ほど述べたシコレとコーヒーが混ぜてあるシコレカフェというもので、フランスではどこのスーパーでもシコレカフェがインスタントコーヒーのようにパウダー状で売っている。粉にお湯を注ぐだけで飲めるし、コーヒーほど味が強くなくローカフェインなので、胃に負担をかけたくない朝食にぴったりなのだ。もちろん日本同様、コーヒーやティーも人気で、パティスリーやガトーと一緒に飲まれる。






お酒と同じくらいパティスリーやショコラを愛しているフランス人は、糖質の取りすぎで、いつも身体を冷やしっぱなし。60を過ぎている父の身体が心配な今日この頃。少しでも健康になってほしいという思いから、僕はジョシーユの「山口県徳地の杜から/ 養生茶/ 艶」を持参した。
 
ジョシーユの定番となっているこのお茶は、国産100%で無添加・農薬不使用、さらにローカフェイン。体調を崩しやすく冷え性で悩まされている僕は、よくこのお茶を旅先に持参している。1泊2日の短い旅行や撮影では、2袋入りの小さいパックをカバンに入れていく。疲れた旅先で心も身体も癒してくれる。そして家では15袋入りの、大袋をストックしている。デスク作業の気分転換や、お風呂のあとのリラックスタイム、食事をとるときなどに淹れている。ほどよい苦みと、黒豆の甘さがどんな気分にも食事にも合う。 今回はおいしいお茶で父の心も身体も温めてあげたいという想いから、15袋入りのものを父にプレゼントした。どのタイミングで飲めばいいのかと聞く父に、好きな時に、好きなだけ飲めばいいんだよと伝えた。沢山の野草をブレンドしたこの美容茶は、ビタミンやミネラルも豊富で、冷えた身体を優しく温めてくれる。
 
自分の会社を経営する父は、日頃から多くのストレスで胃腸を刺激してしまっている。少しでも栄養をつけて身体をいたわってほしいという想いから、日本から持参した白玉粉と栄養たっぷりの小豆で優しい甘さのお汁粉を作り、お茶と一緒にだしてあげた。あんこが苦手なフランス人は多いが、それはフランスのパティスリーやガトーと甘さが異なるせいであって、甘さを抑えて提供してあげると、おいしいと言って食べてくれる人は多い。
 
少し中国茶のような香りのする「山口県徳地の杜から/ 養生茶/ 艶」は、お汁粉の優しい甘さと相性が非常によい。そうしてフランスにいる家族に、食事や飲み物を通して愛情を伝えることが、いつ帰っても暖かく迎えてくれるファミリーへの少しでも恩返しになればいいな、そんなことを想いながら僕はみんなのグラスにこの美容茶を注ぐ。







みなさんもたいせつな人の心も身体も温めるのに、ジョシーユの「山口県徳地の杜から/ 養生茶/ 艶」を贈ってみてはいかがだろうか?
 
ジョシーユでは、ひとの幸せを願って贈るのにぴったりの商品を多数取り扱っている。心の健康は身体の内部からも作れる。まさに美容茶はたいせつなひとの肌もこころも整えられる、とっても便利な贈り物なのだ。