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2024/01/17 20:49



2021.12.17


Teimo モデル。京都在住。
日本人の母と、フランス人の父を持つハーフ。
フランス生まれ京都育ち。
 

AMBOO is a ECO-CROP.
竹はエコ作物だ。

世界には、1300種近い竹の種類が存在する。そしてこの植物は、とんでもなくエコなのだ。竹は普通の木より、30%も多くのCО²を吸収することができる。よって、木よりも30%も多くの酸素を、光合成により作ることができるのだ。
また、ほんのちょっと水を与えれば、農薬や肥料を与えなくても元気に育つので、土壌を汚染しない点と水の消費を抑える点で、とてもエコだ。
さらに、竹の成長は非常に早く、土壌を汚染せず育つだけでなく土壌の毒素を除去するのにも役立っている。つまり竹は、本物のエコ作物なのだ。

プラスチック製品が増え、より安価に量産できる代替品が増えたために、日本では竹材を利用した製品は減り続けている。しかし、竹によって作られる製品はますますバリーエーションを増やしている。アメリカやフランスでは、竹の歯ブラシやヘアブラシ、カラトリー、食器だけでなく、スマホケースやパソコンのキーボード、面白いものでは体重計なども登場している。成長速度の速さと、肥料を必要とせず育つ点などから、サスティナブルな素材として竹は注目されているのだ。

一般的には、このように竹をそのまま加工したものや、竹の風合いを生かしたものがほとんどだ。しかし、TAKEFUがすごいのは、竹を繊維にして使ったところだ。竹を繊維状にすることで、それまで意識されていなかった竹の抗菌力や、竹を糸にした際の柔らかさなどを生かした、新たな竹製品を誕生させた。

joscille skin&mindでは、BAMBOO FACE TOWEL、BAMBOO BODY TOWEL、BAMBOO FACE WASH CLOTHなど、赤ちゃんでも使える優しいバス用品や、乾燥から喉も肌も守ってくれるBAMBOOCLOTH MASKを販売している。どれもソフトで肌ざわりがよく、抗菌性も高いので、アトピーや肌が弱い人も安心して使っていただける商品を届けたいという思いから、joscille skin&mindではTAKEFU製品を取り扱っている。

KYOTO。FALL OF THE LEAF。

紅葉がうっすらと緑や黄緑、黄色からオレンジに変わり、晩秋には鮮やかな赤色(これを紅葉色という)に葉を染めていった日々も終わり、観光客もひと段落した京都。ぼくの大好きな季節が終わり、苦手な冬が始まった。四方を山に囲まれ、盆地に位置する京都では、夏は高温で湿度も異常に高く、冬は山からの風も吹いてくるのでとても寒い。フランスの最北の街で生まれた僕は、雪が降るのにも慣れているし、北フランス独特の連日連夜曇りや雨が続く寒さにも慣れているのだが、それでも京都の冬はとても寒く感じるから不思議である。

先日、北海道から移住してきたという男性に会った際にも、同様に京都は寒いという話をしていた。京都にはゆっくりと身体の芯を冷やしていく、独特な空気の冷たさがあり、気温だけの問題ではないのだそうだ。

こうして見ると一年の半分は厳しい気候をしていて、とても住みやすいとは言えないのだが、それでも夏の暑さや冬の寒さを補って余りある、春や秋の美しさがここにはある。秋には沢山のもみじに、春には多くの種類のさくらにと、日本の美しい風景に囲まれ過ごせるのだから、ぼく個人としては夏や冬を耐え忍んでも住む価値があるように思う。

12月になり、気温も湿度もぐっと下がると、乾燥により風邪をひきやすくなったり、肌をまもるバリア機能も低下し、手荒れや肌荒れを簡単に起こしてしまう。アトピー肌や、アレルギー体質に悩んでいる僕は、初めにも書いたが冬がとても苦手だ。寒さもあるが、どちらかというと肌の乾燥や赤みなどに悩まされる。家では加湿器を一日つけてても、外に出れば街もお店もどこも空気が乾燥している。

また寒さのせいで、散歩や運動をしに出掛ける気もなかなか起きない。運動不足の状態は、ストレスも貯めこみやすくするので、胃腸の不調などにもつながる。いくら普段の食事が偏らないよう気をつけたり、お酒を控える生活をしていても、さまざまな要因で冬はトラブルが起きやすい季節なのだ。さらに、ウイルスは乾燥した環境を好むことや、乾燥や低温で身体の防衛機能が低下しているせいで、風邪やインフルエンザにもかかりやすい。もう少しくわしく話すと、本来喉や鼻の粘膜には、ウイルスなどの外敵を付着して追い出そうとする働きがあるが、空気が乾燥していると喉や鼻の粘膜も乾燥するため、侵入を防ぐ機能が低下し、その結果ウイルスに感染しやすくなるのだ。
 
この乾燥対策としては室内の湿度を保つことや、水分をこまめにとること、外ではマスクをつけて喉を守ることなどが大切で、そんな季節だからこそjoscille skin&mindのマスクはとてもオススメなのだ。joscille skin&mindが扱うTAKEFU®BAMBOO CLOTH MASKなら、喉にうるおいを与えてくれる。竹のもつ保湿性が、肌と喉を同時に守ってくれるので、一石二鳥である。

La fête de Noël. クリスマスのお祭り。

クリスマスまで残すもあと少しとなった。日本ではイルミネーションを見に行ったり、素敵なレストランで食事をしたりと、クリスマスといえばカップルで過ごすことが多い印象を受けるが、フランスでは断然家族で過ごす人が多い。もちろん、日本と違って人口の多くがクリスチャンだということも関係しているので、イスラムやユダヤ教の家では必ずしもクリスマスを祝うというわけではないが、それでも多くのフランス人がクリスマスを家族で祝うのを楽しみにしている。

ぼくの家族の場合は、遠くに住む親戚や、おじいちゃんやおばあちゃんも一堂に集まって大きなパーティーとなる。家のど真ん中に大きなツリーを置き、12月はじめ前後に家族みんなで飾りつけを行うので、12月に入る頃にはもうクリスマス気分を堪能できる。そして、子供たちにはツリーの周りにプレゼントが用意され、25日の朝に開けるのをいまかいまかと楽しみにしている。もちろんサンタクロースもパーティーには登場する。一度、マリパスカルという南仏に住むおばさんがサンタ役としてひげを付けて登場したこともあったが、基本的にはおじいちゃんやパパがサンタクロースの恰好をしていた。食事やガトー、フロマージュも用意され、その年一番のシャンパンがふるまわれる。子供たちはいとこや同世代の親戚と駆け回り、大人たちはお酒を片手に談笑にふけっている。クリスマスは子供も大人も、みんなが幸せに過ごせる、そんなお祭りみたいな一日なのだ。




日本に来てからは、多くのファミリーがフランスやスペインに住んでいるので、以前のようにクリスマスを家族みんなで過ごすのはむずかしくなってしまった。それでも、いまでも帰れる年にはフランスに帰り、年が明けるまでの短い時間を一緒に過ごすようにしている。

 

恋人や友達とクリスマスを過ごすのもとても素敵で楽しいが、皆さんもたまにはケーキを買って実家に帰ったり、少しいいお酒を用意して家族と過ごしてみてはいかがだろうか?家族を幸せにできる人は、必ず本人も幸せにできると、ぼくは思う。

 

おしまい。